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演奏終了後には、

特にスネアドラムだけでも少しチューニングを下げておいた方が良いです。スネアドラムは他のタムタムやバスドラムとは異なり結構な強さでヘッドを張っているのですが。素材は塩化ビニールですのでどんどんフィルムが伸びてしまいます。使用していない時でもヘッドにテンションがかかっているわけですから当然ですよね。緩めておく度合いはテンションボルト半回転から1回転くらいは緩めてた方が良いです。本当はヘッドにしわがよらない位まで緩めるほうが良いのですが、これですと毎回チューニングしなければならず面倒くさいですから。いつもこの習慣を付けておくと、ヘッドの寿命もすこぶる延びるます。でも本当はシェルにもとても良いのです。実はスネアの修理で結構同じポイントの修理があります。それはラグが異常に変形していたり、シェルにまで食い込んでいたり、最悪の状態でラグ事態が折れていたり、割れていたり。このような状態で何ともならなくなり結局ラグ交換依頼がきます。なぜここまでほって置いたのか?と毎回思います。このような壊れる理由は、ラグの強度ではなくヘッドの張りすぎ、均等なチューニングがしていない状態で長期張っているとこのような状態になる訳です。ウッドシェルの場合、ラグ交換の時にチェックすると、必ずシェルの変形がみうけられます。そう言う意味ではドラマーはもっとドラムの事を理解して欲しいと思います。幾ら高価なスネアを頑張って買っても、幾ら高級素材のシェルでも150キロ近い力が掛かっていると、シェルも変形してしまう訳です。大切な楽器ですから末永く愛器として、これが名器に成るようにしたいものですね。それとヘッドが長持ちする事もお財布にとってありがたい事ですから。それではまた。
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ブログスタートします。

やっとの事でビヨンドシマノのウエブもアップできました
私はレフティー・シマノと申します。今後とも宜しくお願いします。
まず、ブログを始めさせていただく前にお断りさせていただきます。
せっかくの機会ですのでこのブログは打楽器中心に色々な事を書かさせて頂くつもりです。あくまでもメーカーとしての心粋はあるのですが、ちっぽけな会社ですのでドラマーの立場に立ったブログとしてや、製作者サイド、販売サイドからの考え方で、この業界の裏側もばっちりオープンにして結構辛口なブログを書いてみたいと考えてます。私の勝手な見方、考え方ですので反論や意見は多々あるかと思いますが、勝手に言っているとご理解いただけましたら幸いです。
幅広い打楽器に関する事、たまには個人的な事、Mapexの事やビヨンド・シマノの事等々、書かさせて頂く所存です。可能な限りアップさせて頂きますのでよろしくお願いします。
さて2010年は勝負する年かいやおとなしくするべきか!!
今年1月のNAMMショウで僭越ながらMAPEXでは多くの新製品が発表でき、デザインやファンクション、マーケティング等に参加している私にとって感無量なのです。Mapex Japanと言う会社を設立してはや19年、最初のデザインはどこにでもあるようなドラムで、各社の美味しいとこどりみたいなデザインで、ババーの厚化粧(すみません)みたいなルックスでした。メペックス台湾本社の社長とは縁があり、キャプテンビヨンドを設立した当初からMapex Drumが世界に通用するドラムを作る。世界中に本格的に販売しよう。と言うスローガンで19年前にスタートしました。まずドラムのデザイン、音づくりなど全て白紙の状態でゼロからのスタートでした。今回のMapexの新製品は私が携わって2世代目のデザインです。最初の世代のドラムデザインは80点とすると、今回はほぼ万点に近い出来と考えてます。自己満足ですみません。そしてビヨンドシマノを含めて今年から来年は20周年と言うことで、何かドラマーの方とコラボレーションを考えているのですが、、、そんなわけでビヨンドシマノのサウンドは私の憧れの50年代、60年代のサウンドを土台にアレンジしていて、ドラムセットも昨年から製作させて頂けるようになりましたし、メイペックスは現代的なサウンドやルックス、メカニズム、ファンクションで勝負していて、我ながら良いドラムが出来たとおもっています。そういう意味でこの2010年は私にとっても一区切りなのです。さて本音を言うと、勝負したいと言っているけど、反面勇気が無い自分も少し好きなのですが。ビヨンドのファン、メイペックスの理解者の方々にお礼を込めて、近いうちに計画を発表させていただきます。それでは。
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